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~今の自分が人生で最強~

こんにちは、そらいろです。1冊読み終わりましたので、感想を綴りたいと思います。今回は森沢明夫さん著「ロールキャベツ」です。
あらすじ
自分の人生の脚本は自分の手で書き換える!
夢も特技もない大学2年生の夏川誠を変えたのは、
椅子に座るだけの野遊び「チェアリング」の仲間たちだった。
「虹の岬の喫茶店」「夏美のホタル」の著者が贈る青春起業小説。
—※本の帯より抜粋—
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そらいろが綴る読書感想文
「ロールキャベツ」は、「ザ・青春」の物語です。
マック・マスター・ミリオン・パン子・風香の大学生5人の物語。
本を手に取った時は「う~ん。若者の話に感情移入できるかな…」と悩みましたが、
森沢明夫さんの本は素敵な物語が多いので読んでみました。
読み終えて一言で言うと、本当に羨ましい仲間たちとの学生生活。
まさに一生に一度の青春時代を謳歌している5人。
こんな仲間が私も欲しかったです。
大学時代の私はというと本当に何もしていなかったです。
今から思うともったいない時間を過ごしていたなぁ、と思い返していました。
物語を通して、特別、誰かを好きになるというよりは
5人の関係性と5人それぞれの思い悩む姿に共感しました。
特に私の心に残った場面は
マック・マスター・ミリオンが共同シェアしている下宿の大家さんである、
千鶴バアが5人に語ったところ。
「だって、ほら、いまのわたしは、過去から見たら一番人生経験豊富で、
未来から見たらいちばん若々しいでしょ?何でもできちゃう気がしない?」
—森沢明夫「ロールキャベツ」より抜粋—
千鶴バアの、このポジティブな言葉に、私は今の自分を信じようと思いました。
私はいつまでも未熟で何か足りなくて、へまをして、失敗して、落ち込んだり、
反省したりばかりでダメだな自分、と思うけど、よく考えれば過去からみれば
今が一番成長しているし、未来から見れば50歳の今の私が一番若い。
そう思うと今の自分を認めてあげられる、心強い言葉をいただきました。
物語の中には要所要所に心に響く良い言葉があり、若い世代の話ですが、
年代に関係なく自分を認めてあげられる気づきの言葉がたくさんあると思います。

今後も森沢明夫さんの新しい物語を期待しています。
最後まで読んでくださり有難うございました!
森沢明夫さんは多くの作品を書かれており、
作品の中には映画化やテレビドラマ化したものもあります。
高倉健さんが主演映画の「あなたへ」や
映画「津軽百年食堂」の原作を書かれてます。
「水曜日の手紙」
「大事なことほど小声でささやく」
「キッチン風見鶏」
「ヒカルの卵」など、私も大好きな作品が多いです。
●ご一緒に読書を楽しんでみませんか?(*^-^*)